

先日、秩父郡市医師会長の井上先生とファストドクター株式会社の菊池代表との鼎談を行い、秩父地域で導入した夜間オンライン診療や地域の医療課題についての意見交換を行いました。意見交換した内容については、地域の皆さまに向けた発信として後日公表される予定です。
夜間オンライン診療の導入は、秩父地域の医療体制を持続可能なものとする1つの手段と考えています。夜間オンライン診療により、ご自宅から少ない待ち時間で医療機関に受診できる環境を整備することで、救急病院のコンビニ受診や救急車の不適正利用を抑制する効果も期待されています。こうした取り組みは、夜間の救急病院が緊急性の高い患者さんに専念出来る体制づくりにつながると考えています。



現在までの3か月間では子育て世代を中心に利用されており、診療後のアンケートでは、「診察を受けて不安が和らいだ。」「夜間ワンオペで育児していたため受診が難しかったので助かった。」などの声をいただいています。
8月には啓発マグネットの全世帯配布を行ったところですが、さらなる情報発信を強化して普及を進め、安心安全な医療体制の構築に努めてまいります。 今後も市民の皆さまの声を大切にし、透明性のある情報発信を続けてまいります。
